ここで、「八角時計(はっかくとけい)」について少し(すこし)説明(せつめい)しておくよ〜ん。「八角時計」というのは、みてもわかるように八角形(はっかくけい)の中に文字盤(もじばん)がはいっていて、その文字盤の下(した)に尾(お/しっぽ)のようにのびたケースの中に振り子(ふりこ)がのぞいているというデザインで「八角尾長(はっかくおなが)」という愛称(あいしょう)でしたしまれた掛け時計(かけどけい)なんだよ〜ん。もともとはアメリカのセス・トーマスの掛け時計の代表的(だいひょうてき)なモデルで、明治(めいじ)の開国(かいこく)で、ものすごくたくさんのこの時計が輸入(ゆにゅう)されたんだよ〜ん。
1874年に全国(ぜんこく)の郵便局(ゆうびんきょく)の時計に指定(してい)されたり、時計の生産(せいさん)をはじめた日本の時計メーカーがこのデザインを使った(つかった)ことから、掛け時計といえば「八角時計」といわれるぐらいになじみのふかい時計だったんだよ〜ん。
このバーチャルクロックは、セイコー時計資料館(しりょうかん)に保存(ほぞん)されているものを写真(しゃしん)にとって、それをコンピュータで加工(かこう)して作ったものなんだよ〜ん。もともとの「八角時計」は、ゼンマイを使った手巻き式(てまきしき)だったんだよ〜ん。おじいちゃん、おばあちゃんにこの時計をみせてあげたらきっと知って(しって)いるとおもうよ〜ん。
2000年11月には、セイコークロックから、この「八角時計」を再現(さいげん)した掛け時計がでるんだよ〜ん。形(かたち)とデザインはまったく当時(とうじ)のままで、なかみは最新式(さいしんしき)の「電波修正機能(でんぱしゅうせいきのう)」をもったクオーツムーブメントを使っているんだよ〜ん。
興味(きょうみ)のある人は、・セイコークロック株式会社
http://www.seiko-clock.co.jp/limited/bonbon.htmlをみてみてね。
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