ロケットの操作(そうさ)は、地上(ちじょう)からコンピュータによって行われて(おこなわれて)いて、ガガーリンは操縦(そうじゅう)することはなかったんだ。けれど万一(まんいち)、地上からコントロールができなくなった時のために、手動(しゅどう)操縦に切り替える(きりかえる)ためのカギを封筒(ふうとう)に入れて(いれて)持たされて(もたされて)いたんだ。ちょっと恐い(こわい)話だよね。幸い(さいわい)にも、そのカギの出番(でばん)はなくて、ガガーリンの乗った(のった)ロケットは無事(ぶじ)、大気圏(たいきけん)に突入(とつにゅう)でき、地球(ちきゅう)へ帰る(かえる)ことができたんだ。
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